恋を捨てひからびたひねくれ女子高生。 心腐った音楽人間です。

あお。

恋を捨てたひからびた女子高生。乾燥した心の隙間に入ってきたのは音楽と官能小説でした。なんのためにもならない無力で儚い私の独り言を暇つぶし程度に見ていただけたら。

yonfes 2019

前回、クリープハイプのことを書いて他も書いておこう、と思いまして。

まず、KEYTALK
私、全く知らず初っ端からMonster danceについていけず…。周りをキョロキョロ見ながらとにかく飛んでた。

hump back。こちらも名前しか知らなかった。
やっぱり女子バンドってかっこいい。
同性だからか一番刺激を受けた。
熱く語ってる姿、歌ってる姿に引き込まれて
まんまとファンになってしまった。
言ってた事全て、音、声が頭から離れない。
すごい。憧れた。

SIM。いっちばん激しかった。
女も男もはっちゃかめっちゃか、これぞフェス!感をすごく感じた。
いい!すごく私は好きです。

BLUE ENCOUNT
ミキの亜生?というくらい似てた。
私のもろタイプの顔でした。
そんなことはどうでもよくて。
芯から訴えてくる、のしかかってくる
言葉、声、ひとつひとつが私の体、私の芯までえぐりこまれた。
自然と、拍手してしまう、いや、拝んでいたのかもしれない。
大口叩いても悪く言われないスタイルというかきっとどこかの素人バンドのボーカルが小さなライブハウスで同じことを言っててもきっと誰一人の心にも届かないであろう。
人の心に入り込めるようになるまでが大変なんだな、と強く思った。

そして最後、04 limited Sazabys
薄暗い中で照らされるフォーリミをどこかで羨ましいと思ってしまう。私が暗闇に放られた気分になった。きっとこれからの私の人生もこうやって人の下でひたすら盛り上げ役に没頭し続けるのか、と。フェスってこんなにも考え込むものなのか、と思ったが、この感情がどうか私だけであってくれ、とおもう。
フォーリミによって闇に放られた心に光をくれたのはフォーリミだった。
いやぁ、かっこよすぎる。
悔しいくらいに歌が心に入ってくる。
モヤモヤした心なのにもかかわらず、手を上げて飛んでいる。あの歌を歌っている。
いつのまにか私はただのリスナーになっていた。いつのまにか?いつのまにかでもなく最初から、
私はリスナー以外の何者でもない。わかってる。


このフェスが私のなにかを変えた、
私は変わったんだ、と
ありがとう、バンドたち!!!
と上から目線で物を言ってきたが私なんて
どこにでもいるようなロック好きのただの女。

夢見るただただロックに憧れるちっぽけな私は、
今日もギターをかき鳴らす。

ただ、一人で、誰もいない部屋で
消えゆく音はゆっくりと蒸発してゆく。